2021年06月24日 10時00分
道内で自走式や移動式と呼ばれる破砕機の導入が広がっている。定置式砕石プラントの補助で活用するほか、建設副産物のコンクリート塊を再生骨材用に処理したり、水産系副産物の貝殻を肥料として有効活用しようとする動きが出ている。既存の老朽プラントを建て替えたり改修するよりも安価な上、さまざまな現場で転用できるため、将来を見据えた設備投資の一環として導入する企業が多い。
2021年05月27日 10時00分
カナモトは、ICT施工ソリューション企業の岩崎(本社・札幌)と業務提携し、地盤改良管理システムの普及を目指す。自社の3Dマシンガイダンス油圧ショベルに岩崎の専用アプリを組み合わせることで、表層、中層、深層の各混合処理工法でICT施工を導入できるようにする。今後は、相互の連携を深めながら全国規模でサービスを拡充。ニシケン(同・福岡)やソーキ(同・大阪)、ユナイト(同・東京)などレンタル系子会社8社を中心にノウハウの蓄積と共有化を進める意向だ。
2021年02月16日 15時00分
東日本高速道路北海道支社とNTTドコモ北海道支社は、道央自動車道輪厚パーキングエリア(PA)で5Gを活用した高速道路事業の高度化・効率化に向けた実証実験を実施している。5Gエリア化した輪厚PAの駐車場で、除雪車両の遠隔操作や駐車場利用車両のリアルタイム把握などの基礎検証を行う。
2020年12月02日 10時00分
波と砂の浸入を防いでより使いやすく安全な港に―。釧路開建は11月29日、2009年度から釧路港西港区に整備を進めてきた新西防波堤で最後となる本体ケーソン据え付けの様子を公開した。周囲の被覆や水中コンクリート工事などは年度内に完了。21年度以降は複数年かけて海面から4・1―4・5㍍の天端高を確保できるように上部コンクリートを打設し、全体を完成させる。
2020年10月19日 15時00分
帯広市西3・9周辺地区第一種市街地再開発で新たに店舗棟が建設される帯広市西3条南9丁目1の1で、帯広の経済活動の中心を担ってきた旧帯広経済センタービル[会員専用MAP↗]の解体作業がピークを迎えている。