小樽市は、若竹地区にある防波堤の機能回復を計画している。小樽港マリーナ港口の防波堤91㍍に老朽化対策を施す事業で、2020年度は実施設計と地質調査を進める。マリーナの運営会社と協議し、新設か大規模補修かを選択するため、現時点で工法、事業費、事業期間は未定となっている。
倶知安町は、リゾート開発が進む山田地区の水道施設整備に2021年度からの8カ年で総事業費68億7000万円を投じる計画だ。施設別では送水管新設と新中区配水池新設に、それぞれ20億円以上を試算。21年度は、比羅夫4号・5号井戸新設や低区配水池仮設設備などに合わせて3億3900万円を見込んでいる。
サミット・ディベロップメンツ合同会社(倶知安町山田191の54、ルーカス・フラー職務執行者)は、倶知安町樺山地区で高級別荘地「ドリフト・ニセコ」の開発を計画している。年内に14区画を造成し、2021年から別荘に着工する予定。施工業者は選定中だ。
共和建設業協会(14社)は9日、新型コロナウイルスに負けず夏を元気に過ごしてほしいと、「真夏の雪だるま」と題した催しを開いた。まちの一大イベント・共和かかし祭りが中止になるなど夏を楽しむ機会が減り、何かと我慢を強いられる中、子どもたちの思い出になればと企画。ことしは町制50周年であることから、これを盛り上げる意味も込めた。
日本製鉄は、泊村での鉄鋼スラグ製品「ビバリーユニット」を使った藻場再生プロジェクトについて、ホソメコンブなど海藻の再生を確認したと発表した。地域の水産振興につながるほか、CO₂の吸収・固定作用があることから地球温暖化対策に貢献できるとみている。