2020年11月11日 15時00分
第58回技能五輪全国大会の家具部門に出場する旭川高等技専2年の吉田理玖さん(20)と杏和建具(本社・旭川)の会田サキさん(20)は7、8日の2日間、旭川高等技専で大会前最後の訓練に臨んだ。本番同様の時間制限の中、課題のキャビネット製作に取り組み問題点を抽出するなど追い込みを掛けた。
2020年11月09日 15時00分
デッキプレート専門工事会社の及川鉄工(本社・札幌)は、職人による職人のためのコンサルプロジェクト「職人団」を始動した。人手不足など個人や企業単独では難しい業界課題を全道の職人ネットワークによって解消しようという取り組み。建築廃材を利用した家具や雑貨づくり「リデュースクラップ」と、街の困りごとを日頃の技能で解決するよろず屋鉄工「レスキュア」の2本柱で進める。仕掛け人の宮下陸さん(30)は「職人自身が価値を創造できる集団にしたい」と話す。
2020年10月27日 15時00分
室内を満たす無形の魅力、広く外へ―。旭川市内の畳店9社で構成する大畳会は22日、和室の普及を願い畳表替えボランティアを実施した。井上靖記念館では職人が手作業で畳を張り替え、イ草の新鮮な香りと小気味いい音が部屋に広がり、畳の魅力を再発見する空間を創出した。
2020年10月03日 10時00分
型枠工事を手掛ける城成建設(本社・釧路町)が受け入れている外国人技能実習生のうち2人が、2級型枠施工で技能検定合格を果たした。道内の実習生としては初の快挙。2人は期間満了でことし11月にも帰国する予定だが、「もし日本に戻れるなら、またこの会社で頑張りたい」と意気込んでいる。
2020年09月19日 10時00分
公益財団法人竹中大工道具館が主催する開館35周年記念巡回展「木組 分解してみました」が、15日から札幌市内のJRタワープラニスホールで始まった。組子細工や金輪継ぎなどの組木を分解して展示。普段見られない職人技を間近で楽しめる。開催期間は10月25日まで。