秋元克広札幌市長は4日、新築を計画する仮称・札幌博物館の候補地を中央区の中島公園[MAP↗]内とする考えを表明した。都心にありながら自然、歴史、文化を感じられる立地で「周辺に大規模MICE施設の建設が決まり、高い集客性が期待できる」と選定理由を挙げた。
この記事は北海道建設新聞2019年12月05日付12面に掲載されました。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい。
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北見市は、史跡常呂遺跡トコロチャシ跡遺跡群を中心とした整備を計画している。遺跡の保護を重点に置き、一般市民らが見学できるような園路や案内・説明板のほか、住居1棟の復元的展示などを構想。現在は基本設計を進めており、2020年度に実施設計をまとめ、21年度から施工する見通し。総事業費には約4億円を見込み、24年度までに工事を含む基礎的な整備を終えたい考えだ。
東神楽町は、24日にも複合施設建設実施設計を一般競争公告し、11月下旬に入札する考えだ。複数で構成する設計グループを対象とし、過去10年以内に建築設計競技で最優秀に選ばれ、その施設を設計した実績を有する者や、旭川市内、東神楽町内の建築設計業者を含めることなどを要件とする方針だ。