むかわ町が計画する穂別地区復興拠点施設等整備の基本設計がまとまった。穂別博物館は中核施設として建て替え、規模は延べ1000m²程度を想定。今秋にも実施設計に着手し、2024年度の着工を目指す。事業費に約15億円を試算している。
北見市は、端野自治区の市立端野図書館改築について、2025、26年度の2カ年で施工する見通しだ。老朽化が進む図書館と、併設する端野町歴史民俗資料館の機能を集約化し、施設面積の圧縮や建設コストの削減を図る。新図書館はW造、平屋、延べ800m²の規模で計画。23、24年度で基本・実施設計を進めて着工し、27年度の供用を目指す。
札幌市は中央区北1条西12丁目街区にあるさっぽろ芸術文化の館(芸文館)跡地に関し、2023年度前半にも利活用事業者を公募型プロポーザルで募集する考えだ。街区全体を対象に定期借地とする。地域内外の人を呼び込み、主に地域住民に利用される施設、屋内外の公開空地導入などを条件に設定。一方で、土地の権利が細分化する分譲住宅は制限する見込みだ。