むかわ町は穂別博物館の建て替えを含む穂別地区の復興拠点施設等整備について、基本設計を来週にも公募型プロポーザル公告する。博物館周辺エリア再整備基本計画をベースに、博物館だけでなく穂別地区全体の再生を図る事業。中核となる博物館を含む復興拠点施設は2023年度に着工し、25年度の完成を目指す。復興拠点施設をはじめ全体総事業費に約15億円をみている。
森町は役場庁舎や公民館などで構成する複合施設の新築を検討している。両施設とも築50年が経過。月内にも検討委員会を設置し、施設に盛り込む機能などについて協議を開始する。開会中の町議会9月会議で、毛利繁和教育長らが明らかにした。
遠軽町は公共施設個別施設計画を策定した。期間は2022―29年度の8年間。対象285施設のうち、耐用年数を超えて使用できるよう大規模改修する「長寿命化」は、町図書館をはじめ、丸瀬布森林公園いこいの森や清川浄水場など18施設に上る。老朽化が進んだ施設を建て替え、原則として床面積を縮小する「更新」は、町役場総合庁舎のみ。財政効果は22―31年度の試算額で、単純更新だと297億円必要になるが、本計画の方針を実施した場合は176億円となり、120億円程度削減できるとした。