新型コロナウイルス感染症が建設資材の受注・納入をする道内企業にも影響を及ぼしている。中国全土での新型コロナウイルスの感染拡大と春節の期間延長などで現地部品工場の供給が遅れ、完成品を生産したり出荷できない状態が続く。影響はトイレや洗面化粧台、システムキッチン、換気扇と多岐にわたり、新年度以降の工事に支障を来す懸念が広がっている。
新型コロナウイルスによる感染が、全国的に広がりつつあります。まだワクチンや特効薬が開発されていない現状では、いかに感染を防ぐかが大事になります。このウイルスの感染様式は、飛沫(ひまつ)感染と接触感染が主要なものとされています。ウイルスに感染した人がせきやくしゃみをしたときに、ウイルスが含まれた唾液やのどの粘液が飛沫となって飛び出し、周りの人に降りかかるのが飛沫感染です。加えて、人がしゃべったり、呼吸をしたりしているだけでも、吐く息の中に細かい飛沫が含まれているので、これも感染の原因となります。飛沫感染を防ぐには、最低1m、できれば2m以上離れることです。飛沫はそれ以上届かないからです。
新型コロナウイルスが世界的に流行し、日本でも患者が出て、大きな問題となっています。日本では、流行といえる状況にはないと思われますが、予断を許しません。危険性はかなり低いと考えられますが、海外では肺炎を発症して亡くなる人も出ています。死亡率はインフルエンザより高いという指摘もあり、厳重な警戒が必要です。普段からウイルスに感染しないように予防に心掛ける必要があります。