鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局は、ニセコ町内で進める北海道新幹線札幌延伸工事のうち明かり区間1100mについて、2021年秋ごろの発注を予定している。全て高架橋とし、22年春の本体着工、26年3月の完成を見込んでいる。
JR北海道は11月、北海道新幹線の倶知安町内高架化に伴う倶知安駅の線路移設、ホーム整備に着工する。隣接する旭ケ丘公園敷地の一部を町から買い取り、現状よりも西側に移す。
北斗市の池田達雄市長は20日の定例会見で、北海道新幹線延伸に伴って八雲町内のトンネル掘削で発生する要対策土の受け入れについて、「現時点の方向性は未定」と述べた。受け入れに関し協議を求めている鉄道建設・運輸施設整備支援機構から成分などに関する説明がないためで、「この状況では前には進めない」と強調した。