2019年04月22日 07時00分

鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局の札幌鉄道建設所の開所式が19日に行われ、札幌延伸に向けた札幌市内の工事が動き始める。市内工区の大半は札樽トンネルの地下工事だが、施工に必要な立て坑の掘削工事が、西区で今秋から冬にかけて始まる見通し。札幌駅周辺の高架橋、苗穂に建設する車両基地整備の調査、設計など地表部工事の準備も動きだす。
2019年04月02日 07時00分
鉄道・運輸機構は1日、2019年度の鉄道建設事業概要と発注見通しを公表した。北海道新幹線の建設事業費は567億円で、前年度当初比41・8%増。このうち新函館北斗―札幌間には487億円を投じる。WTO対象はトンネル工事4件を予定。延長約1300㍍の国縫トンネルに着工するほか、後志トンネル天神工区ほか着工済みトンネルの新工区を発注する。北斗市内では市渡高架橋などにも着工する。
2019年03月27日 15時00分

北海道新幹線の羊蹄トンネルの比羅夫工区ほかを施工する奥村組・日本国土開発・札建工業・山田組共同体は25日、倶知安町高砂189の坑口付近で安全祈願とシールド機の発進セレモニーを開いた。発注者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局や工事関係者ら100人が参加して無事故無災害を願った。
2019年03月19日 12時00分

倶知安町は、2030年度に開業を予定している北海道新幹線倶知安駅の新駅周辺整備構想案をまとめた。土地利用、駅関連施設、交通ネットワークに関する基本方針を定めたもので、おおむね24年度から施設設計や用地補償に取り掛かり、27年度から順次着工するスケジュールだ。
2019年03月16日 15時00分

旭川商工会議所は12日、同商議所で北海道新幹線旭川延伸に向けた第3回勉強会を開いた。佐藤馨一北大名誉教授が「北海道新幹線旭川延伸への道」と題して講演し、本州に比べ道民の新幹線利用率が少ないことを踏まえ「北海道の需要に合うビジネスモデルを構築することが重要」と旭川延伸を検討する価値を強調。今後の課題には路線計画や事業性を高める方策などを挙げた。