「時評」に関する記事

帯広で藤丸百貨店が閉店 新時代見据え再建挑戦

2023年02月03日 08時00分

 1月31日、帯広市内の藤丸百貨店が閉店した。シャッターが閉まる瞬間、市民からあふれるように感謝の言葉が飛ぶ。122年間、地域に根付いた存在感を裏付けた。半面、直近では7期連続赤字決算になるなど苦戦。市民の百貨店離れが要因だ。今後は村松ホールディングスの村松一樹社長と、そらの米田健史社長による新会社が再建を担う。村松社長は「必ず営業再開を実現させる」と意気込み、前人未到の挑戦に踏み出した。

関連キーワード: 十勝 商業施設 時評

本道の将来見据え選択 道横断道2路線ルート案

2022年10月17日 08時00分

 北海道開発局が12日に開いた社会資本整備審議会道路分科会の第31回北海道地方小委員会で、北海道横断自動車道女満別空港―網走間、蘭越―倶知安間の第2回となる計画段階評価が実施された。順調に審議が進めば、年度内に新規採択時評価、2023年度には事業化する可能性がある。地域住民の理解の下、本道がわが国に貢献するポテンシャルを出し切れる案を選定し、着実な整備を望む。

関連キーワード: 時評

街に新たな風吹き込む 開港150年を迎える室蘭港

2022年08月01日 07時00分

 ことし開港150年を迎える室蘭港が、エネルギーの未来を担う洋上風力発電施設の製造拠点として注目されている。既に大成建設や五洋建設が関連部材の生産に向けて準備を進め、15日には清水建設が建造中のSEP船の母港を室蘭港とすることを決めた。国を代表する企業が室蘭に可能性を見い出し、港と街に新たな風を吹き込んでいる。

関連キーワード: エネルギー 時評 港湾 物流 胆振

移動手段の充実が必須 「BP開業」1年後に迫る

2022年03月27日 10時00分

 プロ野球のペナントレースがきょう25日、開幕する。北海道日本ハムファイターズは来春、札幌ドームから近郊の北広島市で建設中の新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」に拠点を移す。一帯は野球観戦以外にも宿泊や飲食、暮らしと多分野が融合する一大拠点に生まれ変わる。全国、全道が新たなまちづくりとして注目するが、交通アクセスの課題があるのも事実。移動手段の充実や周知徹底が求められる。

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

北海道建設新聞社新卒・キャリア記者採用募集バナー
  • 北海道水替事業協同組合
  • 川崎建設
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

セントラルリーシング、千歳に複合レジャー拠点
2023年02月24日 (19,958)
イオン新店舗周辺の3路線を改良 室蘭市が24年度着...
2023年02月24日 (12,303)
真駒内地区義務教育学校、24年秋ごろ着工
2023年02月27日 (5,106)
ラピダスが千歳に半導体工場建設へ
2023年02月27日 (4,472)
来場者の五感を刺激 エスコンフィールド内覧会で実感
2023年03月11日 (3,898)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓 new

おとなの養生訓
第251回「マスクの使い方」。換気がよい戸外ではそろそろ外しても大丈夫です。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第30回「春を待つ街路樹」。街を彩り、運転をしやすくする、景観のお助けアイテムとも言えます。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第28回「『学び直し』の機会提供」。職場内の意識が改革され、多様性が取り入れられます。

連載 北海道開発事業費
見え始めた未来像
2023年度

迫る巨大地震
2023年度の北海道開発事業費を検証しながら、本道建設業の課題を整理する。