2020年12月16日 15時00分
「勤め始めてからずっとあったものなので、なくなるのは寂しいですね」―。札幌管区気象台の池田冬彦調査官がこう話すのは、庁舎横にそびえ立つ高層気象観測塔のことだ。気象レーダー塔として誕生し、役割を変えながら存続してきたが、時代の流れや老朽化には逆らえず、解体が決定。今は取り壊しが始まるのを静かに待っている。
2020年12月12日 10時00分
洞爺湖町は、ふるさと納税の仕組みで寄付を募るガバメントクラウドファンディングを活用し、洞爺湖の財田自然観察道(通称・財田遊歩道)にある展望デッキ修復を目指している。目標金額の300万円達成に向け、2021年2月28日まで受け付ける。
2020年11月28日 10時00分
コロナ禍の中、札幌市内を彩る柔らかな光でひとときの癒やしを―。第40回さっぽろホワイトイルミネーションが20日から始まった。ことしは新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、例年実施している点灯式を中止したため静かな開幕となった。大通公園や駅前通など5会場を、約73万個の電球が雪がちらつき始めた冬の札幌の街に彩りを添える。
2020年10月02日 09時00分
道建設部建築局は、北海道百年記念塔の解体に向けた実施設計を10月中にも公募型プロポーザル方式で公告する。ヒアリング審査を経て設計者を特定し、2021年2月に契約する予定。業務期間は21年10月まで。設計費は1000万円を試算する。
2020年09月30日 15時00分
環境省北海道地方環境事務所支笏洞爺国立公園管理事務所は25日、支笏湖ビジターセンターに整備していた展望デッキの供用を開始した。階段状になっていて、一部はベンチとしての活用が可能。デッキには再生木材、ステップテラスにはスギをそれぞれ使い、温かみのある空間を創出した。支笏湖をゆっくり眺められる憩いの場として広く利用されることを期待している。