2020年07月12日 10時00分
景観色彩研究室は、発注者や設計者が札幌の景観色70色をより使いやすくなるよう、早見表「だいたい・札幌の景観色」を作成した。札幌市が示す色相と明度、彩度の許容範囲を表した〝限界色域〟と、日本塗料工業会(日塗工)が発行する塗料用標準色K版の色票番号をひも付けしたシート。代表70色以外の色が使えるかどうか明確化しているため、景観色の選択肢が広がる。発注者と設計者、塗料メーカー、施工会社をつなぐコミュニケーションツールとして注目されそうだ。
2020年06月27日 10時00分
環境省北海道地方環境事務所支笏洞爺国立公園管理事務所は、支笏湖ビジターセンターにデジタル展示を整備した。27日の一般公開に先駆け、報道・地元関係者向け内覧会を24日に開催。VRでカヌーの疑似体験ができるほか、樽前山の火口など普段は見られない景色を見ることも可能にした。最新技術で自然の迫力を発信し、利用者増加や満足度の向上を図る。
2020年06月24日 15時00分
道は20日、老朽化のため解体を計画する北海道百年記念塔[MAP↗]を報道機関に公開した。道の担当者は、13mの高さから落下した鉄製部材や、塔内外の壁から剥落したさび片が堆積している現状を見せ、安全性が低く維持管理にも多額の経費を要すると、解体の判断に至った経緯を説明した。翌21日には解体に反対する2つの団体にも視察してもらい、理解を求めた。
2020年06月16日 15時00分
江別市は、景観パンフレット「えべつの景観」を3年ぶりにリニューアルした。2019年度に行った第19回江別市都市景観賞を受けた建造物部門2件、特別部門1件の情報を追加し、地図も更新した。
2020年06月12日 15時00分
北海道開発局は「川の時刻表2020」を作成し、ホームページで公表している。川と線路の交差点と題し、国管理の河川を中心に鉄道が川を渡る時間をまとめた。開発局独自の取り組みで、道民に川を知ってもらうと同時に、車窓から見える川を身近に感じてもらうことを期待する。