2020年08月05日 10時00分

北海道森林管理局の職員として、自身で描くイラストや漫画で森林や林業の普及に取り組んでいる人がいる。今春同局が発行した冊子「北の森漫画」の作者、平田美紗子さんだ。女性キャラクターが森林の役割や林業、樹木の特徴を解説する冊子は、7月から全道の小中高校へ配布されている。
2020年02月23日 10時00分

ひだか南森林組合(本所・様似)は、チップ原料として同組合の工場に運び込まれている大径木を半製品化し、販売を進める方針だ。傷みや曲がりで床材などに使用するのは難しいが、店舗の什器(じゅうき)や棚への活用を検討。注文が入り次第、生産開始する考え。こうした事例は少なく、モデルケースとして注目されそうだ。
2020年02月12日 09時00分

林業向けシステム・アプリ開発のBREAKTHROUGH(本社・札幌、ブレイクスルー)は、作業者同士が情報共有できるICTプラットフォーム「soko―co FOREST」を提案している。タブレットかスマートフォン、GPSと専用の通信機を重機に搭載。携帯電波の通信圏外でもタブレットにより互いの位置情報共有とメッセージの送受信が可能で、作業効率化と労災防止に寄与する。
2020年01月07日 10時00分

エゾシカなど鳥獣の捕獲や山林作業者のハンター護衛を請け負うシンカン(本社・当別)は、捕まえた鹿を飼い直し、解体する1次施設を当別町内で計画している。最近はジビエブームなどの影響から、より鮮度の良い食材を求める傾向が高い。同社は環境省の「認定鳥獣捕獲等事業者制度」で道内第1号を受けるなど、鳥獣捕獲で高い技術やノウハウを持ち、今後は生体捕獲から1次飼育・解体までの流れを作ることで地域活性化を一層促す考えだ。
2019年12月11日 12時00分

胆振総合局と胆振土木協会、苫小牧広域森林組合は5日、むかわ町穂別豊田地区の道有林内で試験施工した簡易流木捕捉工を公開した。高耐久性処理を施した地域材を活用。流木捕捉式ダムなどの設置が難しい比較的小規模な渓流で、流木発生抑制などに期待されている。