2020年10月14日 10時00分

美深町内で、SGEC森林認証を受けた木材を使用する取り組みが始まっている。建て替えが進む町立仁宇布小中学校では、建築材に町内で採れる森林認証材の使用を推進。美深町は、同小中でSGECプロジェクトCoC認証の全体認証の取得を目指している。町によると、取得すれば大規模木造建築物としては国内初となる。
2020年10月11日 10時00分

道産木材で良い音を奏でよう―。帯広大谷短大は7日、授業の一環で道産材を使って打楽器のカホンを製作した。材料は、木育の普及啓発を進める十勝総合局森林室が提供。同短大の講師が学生ら13人に製作を指導し、完成後に大学内で演奏会を開いた。
2020年08月08日 10時00分

石狩と空知管内の森林組合などで構成する道央地区未利用バイオマス供給協議会は、林地残材の有効利用に向けて燃料用チップの供給網を本格的に整備する。栗山や千歳など6地区で中間土場を開設。集めた林地残材は燃料用チップに加工し、シンエネルギー開発(本社・群馬県沼田市)の事業会社が石狩湾新港地域で計画する出力1万㌔㍗級の木質バイオマス発電所で使われる計画だ。
2020年08月05日 10時00分

北海道森林管理局の職員として、自身で描くイラストや漫画で森林や林業の普及に取り組んでいる人がいる。今春同局が発行した冊子「北の森漫画」の作者、平田美紗子さんだ。女性キャラクターが森林の役割や林業、樹木の特徴を解説する冊子は、7月から全道の小中高校へ配布されている。
2020年02月23日 10時00分

ひだか南森林組合(本所・様似)は、チップ原料として同組合の工場に運び込まれている大径木を半製品化し、販売を進める方針だ。傷みや曲がりで床材などに使用するのは難しいが、店舗の什器(じゅうき)や棚への活用を検討。注文が入り次第、生産開始する考え。こうした事例は少なく、モデルケースとして注目されそうだ。