2020年02月12日 09時00分
林業向けシステム・アプリ開発のBREAKTHROUGH(本社・札幌、ブレイクスルー)は、作業者同士が情報共有できるICTプラットフォーム「soko―co FOREST」を提案している。タブレットかスマートフォン、GPSと専用の通信機を重機に搭載。携帯電波の通信圏外でもタブレットにより互いの位置情報共有とメッセージの送受信が可能で、作業効率化と労災防止に寄与する。
2020年01月07日 10時00分
エゾシカなど鳥獣の捕獲や山林作業者のハンター護衛を請け負うシンカン(本社・当別)は、捕まえた鹿を飼い直し、解体する1次施設を当別町内で計画している。最近はジビエブームなどの影響から、より鮮度の良い食材を求める傾向が高い。同社は環境省の「認定鳥獣捕獲等事業者制度」で道内第1号を受けるなど、鳥獣捕獲で高い技術やノウハウを持ち、今後は生体捕獲から1次飼育・解体までの流れを作ることで地域活性化を一層促す考えだ。
2019年12月11日 12時00分
胆振総合局と胆振土木協会、苫小牧広域森林組合は5日、むかわ町穂別豊田地区の道有林内で試験施工した簡易流木捕捉工を公開した。高耐久性処理を施した地域材を活用。流木捕捉式ダムなどの設置が難しい比較的小規模な渓流で、流木発生抑制などに期待されている。
2019年09月17日 15時00分
道水産林務部林務局林業木材課事業体育成グループは11―13日、十勝管内で道内初となる女性限定の北海道林業お試しツアーを開催した。札幌市の10代女性と兵庫県の40代女性が参加。林業就労者や十勝総合局森林室職員の説明などを聞きながら、林業の現場を肌で感じた。
2019年08月25日 12時00分
道水産林務部長に6月1日付で就任した。明治以降で最大規模の林地崩壊が発生した北海道胆振東部地震からの一日も早い復旧・復興に全力を注ぐと意気込む。気候変動や自然災害により現状が変化している林業・水産業の振興をいかに進めていくのか、考えを聞いた。