道東舗道(本社・足寄、丸山勝由社長)の関連会社であるＡＳＣＯＭ(同)が運営する「ホテル　レウス　アショロ」が完成し、11日にプレオープンする。10日午前11時からは竣工式と内覧会が開かれ、20日にグランドオープンを迎える。

　胆振地域で、林業の担い手育成に向けた取り組みが進んでいる。官民一体となって仕事の魅力を発信。今春、胆振東部地域林業担い手確保推進協議会(5月に胆振地域林業担い手確保推進協議会に組織変更)の活動が実り、2人の高校新卒者が業界に仲間入りした。イワクラ(本社・苫小牧)で働く南谷蓮人さんはその1人だ。

　木質バイオマスを中心とした自然エネルギーの利活用で、地方創生を支援するＮＥＲＣ(本社・札幌、ネルク)。昨年9月のブラックアウトで自立分散型エネルギーへの関心が高まる中、大友詔雄センター長(74)は、今の社会で重要なのは電気ではなく「熱」の確保だと強調し、自然エネルギーを使った食料生産システムを広げたいと考えている。

　胆振管内の林業事業体で働く若者で構成する「胆振林業青年部」が6月29日、発足した。振興局単位での設立は全道で初めて。若年層の確保と定着を促進するため、林業のＰＲ活動、グループ員同士の交流などを展開する。初代会長には大宮健二氏(イワクラ)が就任した。

　十勝総合局は15日、浦幌町の同局森林室でとかち未来チャレンジ賞の表彰式を開いた。管内林業女子のパイオニアとして活躍する北村林業（本社・浦幌）の土田瑞恵さんと大西沙椰さんが受賞した。