根室市は厚床小中の増改築を予定している。中学校校舎が老朽化しているため、小学校校舎の増築や、隣接地に建設するといった複数のパターンを想定。基本設計はプロポーザル方式で、月内に指名する考えだ。
釧根管内主要土木官庁(釧路開建、釧路建管、釧路総合局・根室振興局農村振興課)の2023年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期と比べ10者少ない112者が4.6%減の259億4683万円を受注。12件、20億7602万円を獲得した上田組が首位に立った。上位20者のうち18者が管内業者だった。
根室市は、老朽化した老人福祉センターの移転新築を検討している。他施設との複合化も視野に仮称・老人福祉センター建設基本構想策定業務を外注し、年度内にまとめる意向だ。
中標津町は、2024年度の社会資本整備総合交付金を用いた下水道整備1次要望で3億9500万円を挙げた。下水終末処理場にある最初沈殿池の機械、電機設備の更新を計画する。
根室振興局農村は、2023年度に新規採択された通作条件一般農道保全対策型開陽28線南地区で、中標津町内の農道3665mの機能回復を図る。28年度までの完了を目指す。