室蘭開建は日高自動車道静内三石道路静内―東静内間で、橋長94mのチップウセナイ川橋など新ひだか町内に新設する3橋の予備設計に入る。2022年度現年補正で2億1000万円が追加されたことを受け、同区間の測量や調査、設計業務を本格化。予備設計は年度内に発注する。
釧路建管は、中標津町内で進める標津川広域河川改修の2023年度以降残事業として25億3943万円を試算している。23年度は俣落西五条線中標津橋架け換えの詳細設計を要望し、24年度の着工を見込む。
北見市は、北見自治区の中富橋など4橋の橋梁長寿命化修繕について、新技術の活用を検討している。中富橋と高栄通跨線橋は、浸透性エポキシ樹脂塗布工法の採用を見込む。青山橋と常呂自治区の東亜橋はコンクリート表面保護工を想定する。長寿命化計画によると、いずれも2023年度以降の着工を想定し、4橋の事業費は総額2億円を試算する。
蘭越町は2023―29年度に実施する橋梁長寿命化の工事費に12億6910万円をみている。早期措置段階の18橋が補修対象。栄橋は29年度に2億3250万円を投じ、主桁の断面修復などを予定している。継続の宝橋補修は23年度から5カ年で4億9510万円を充てる考えだ。