2018年10月17日 12時00分

後志利別川の今金町住吉頭首工で10―12日、既存の魚道に石を組んで遡上(そじょう)効率を高めるフィールドワークが開かれた。流域生態研究所の妹尾優二所長の指導・監修の下、地域住民やコンサル業者らが石を組み、多様な流れを作り、魚類に優しい環境へと変えた。
2018年10月09日 13時00分

北海道胆振東部地震の発生から6日で1カ月。最大震度7を記録した厚真町内では吉野地区などで山腹が広範囲にわたって崩れ、道道や河川に大量の土砂が流れ込んだ。地震発生直後から地元の建設業者などが応急復旧に奮闘し、未曽有の大災害に向き合っている。特に被害が甚大な厚真川では、小金澤組(本社・苫小牧)が幌内橋付近を中心に河道の土砂撤去や補強に取り組む。同社の池渕貴司所長らに、この1カ月を振り返ってもらった。
2018年10月03日 07時00分
北海道開発局は、厚真町内の厚真川水系日高幌内川で発生した大規模な山地崩壊による河道閉塞(へいそく)に対処するため、緊急の砂防工事に着手する。河道1・1㌔にわたり大量の土砂がふさいでいることから、仮水路を整備して上流のたん水を防ぐ考え。倒木処理や地質調査などを進め、水路の整備方法を固める。
2018年09月20日 07時00分

北海道胆振東部地震で厚真、安平、むかわの3町の被害が甚大となる中、震度6弱に見舞われた日高町でも道路や河川、上下水道といったインフラなどの被害が多発した。門別地区に集中しており、町は被災箇所の把握や応急復旧を進めている。時期は未定だが町道6路線と1河川は災害査定を受けて本復旧を行う方針だ。現時点での被害額は未定。
2018年08月19日 08時00分
留萌建管は、公共事業評価専門委員会で事業の実施が妥当とされた、古丹別川上流工区の2019年度着工を計画している。面積15ha、最掘削深4mの第2遊水地の建設を先行して進める。遊水地2カ所と河道掘削などに総事業費35億円を試算。28年度の完成を目指している。