網走建管は斜里川広域河川改修について、2022年度に掘削1770m、築堤3270m、樋門2基、調査設計などを要望している。22年度以降の残事業費に26億7200万円を見込む。進捗率は約84.4%となっている。
帯広開建が進めている十勝川水系直轄河川改修の2022年度以降残事業費は、888億5000万円を見込んでいる。うち工事費は512億600万円と試算。本工事費は496億5800万円に上り、河床掘削量は約217万m³とみる。このほか付帯工事として道路橋架け換え2橋を計画。総事業費は近年の物価上昇を踏まえ、前回事業再評価の16年度時点より120億5000万円増の1689億9700万円となった。
土木学会北海道支部(島村昭志支部長)は16日、2020年度技術賞を発表した。受賞したのは「胆振東部地震により被災した札幌市清田区里塚地区における市街地復旧事業」「千歳川遊水地群」「羽幌港における離島フェリー動揺対策」の3件。5月14日午後3時から札幌ガーデンパレスで開く総会で表彰する予定だ。
斜里町は2021年度、サケ・マスの自然産卵環境保全拡大を目的にガバメントクラウドファンディング(GCF)に乗り出す。目標額は300万円。魚道が付いていない川やサケが上れなくなっている場所に少額でできる魚道を設置する。今後は必要に応じ町の事業として改修する予定だ。