網走建管は佐呂間別川広域河川改修で、2023年度に本川で掘削3万3000m³、護岸9000m²、樋管1基を計画している。また、仁倉川工区で架け換える12号橋の下部、仮橋、上部製作などに取り組む予定だ。
留萌建管は、遠別町のウツツ川で展開する総合流域防災について、2023年度の概算要望に3億5000万円を積み上げている。掘削1万3000m³や築堤などを進める考えだ。22年度に初弾工事を発注する予定だったが、予算配分されなかったため23年度で再度、要望を挙げている。
留萌建管は、苫前町で事業展開している古丹別川大規模特定河川の2023年度概算要望に6億5000万円を挙げている。工事は22年度に引き続き、第2遊水地の掘削を進める計画で、掘削量は8万6000m³を見込んでいる。
網走建管は、芭露川大規模特定河川改修について、2023年度に4号橋の上部製作と下部工、8号橋の下部工に取り組む予定だ。いずれも現橋の上流側で架け換える計画。取り付け道路は4号橋が24年度、8号橋が25年度に整備する予定だ。
函館開建は後志利別川河川整備計画の見直しに向けた検討に入った。8月に発生した洪水などを踏まえ、計画策定時からの情勢変化に対応するため。原案作成に向け、9日に今金町内で第3回後志利別川整備計画検討委員会を開き、学識者らからの意見を聞き取った。