帯広開建が進めている十勝川水系河川整備計画の2023年度以降残事業費は826億円となっている。河道掘削の延長は43.7kmを残し、暫定堤防の完成堤防化や急流河川の堤防保護対策を進める。
オホーツク総合局産業振興部は、地域用水・魚道丸万川地区の2023年度新規採択を目指している。魚道10基の整備を進める考えで、総事業費5億7000万円を試算。28年度の完了を見込んでいる。22年度は調査計画地区として調査設計を進める。
帯広建管はサラベツ川改修の2023年度着工を目指している。延長1.1km区間の河道掘削や護岸を施すほか、2橋を架け換える。具体的なスケジュールは未定だが、25年度の完了に向けて本年度は排水設計を進めている。
北見市は、市内北上を流れる常呂川水系のイワサキ川改修を計画している。市が管理する延長3.7kmのうち、上流側の400m区間を対象として、大雨などの災害に備えた対策を講じる考えだ。下流側を管理する道と協議しながら、2022年度に進める設計で改修内容や工期を固め、23年度以降に着工する。
網走かわまちづくり協議会は、市内の網走川沿いで進めている整備区間の延伸を構想している。大曲駐輪場からホテル網走湖荘までを対象区間に散策路や親水広場、係留地の整備などを計画。2023年度の事業登録、24年度の着手を目指している。