2022年04月22日 18時18分
花本建設(本社・旭川)は、若手と外国人社員の育成を強化している。人材育成の専門部署を設け、地元の工業系高校から継続的に採用するとともに、ベトナム人技術者を正社員に登用して日本語検定と土木施工管理技術検定の取得を支援。10―20年後の幹部候補を育て、長期的な事業継続を経営戦略の中核に据える。
2022年04月15日 15時00分
タイから来日し、日本で暮らし始めて6年目になるヒサワニッチ・キッテイデーチさん(32)。本年度から旭川左官高等職業訓練校に入校し、2年間で左官業の技能習得に努める。「覚えることが多くて大変だけど、資格取得を目指して勉強に励みたい。いつか職人として一人前になれれば」と決意を語る。
2022年02月03日 09時00分
北海道労働局は、2021年10月末現在の外国人雇用届け出状況をまとめた。道内の外国人労働者数は前年同期比1.3%減の2万5028人。前年は07年の届け出義務化以来の最高人数を記録した半面、ことしは9年ぶりに減少した。建設業は17人増の2673人とほぼ等倍を維持しているが、在留資格別で最も多い「技能実習」は65人減少。全国的には、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限が影響している。
2022年01月21日 12時00分
札幌市白石区の流通センターで自動車整備業を手掛けるリューツーは昨年12月、外国人従業員比率を2割に引き上げる目標を掲げ、北洋銀行からESG(環境、社会、企業統治)投資を受けた。多くの企業が二酸化炭素排出削減など環境分野で目標を設定する中、外国人雇用を通した社会貢献が企業の価値として認められる先進例となった。経営の考え方を小川信明社長(46)に聞いた。
2021年11月20日 10時00分
東海建設(本社・室蘭)は、ベトナム人技術者のヌウェン シュエン クィさんを正社員として採用した。コンクリートの専門家で講師や研究員などをしていたが「建設会社で頑張りたい」と入社。クィさんは「皆さんから温かい心をもらっている」と話し、戦力として期待されている。