2019年05月14日 07時00分
北海道銀行系の北海道総合商事(本社・札幌)などが、ロシア極東・サハ共和国で運営している植物工場の2期工事を完成させた。1期の10倍に当たる1haの施設で、トマトなどの生産が始まった。日ロ経済協力の事例として注目される中、今夏から来年にかけてさらに2・2ha分の増設を予定している。
2019年04月05日 10時00分
ロシア・ノボシビルスク州と本道にはどのようなビジネス連携の可能性があるか。同州投資発展エージェンシー(IDA)のズィリャノフ・アレクサンドル社長がノボシビルスク市内でインタビューに応じた。同社長はことし2月下旬から3月上旬にかけて初めて日本を訪れたばかり。「日ロ両国が協力してノボシで生産し、第三国に輸出するのが望ましい」と持論を語った。
2019年03月19日 15時00分
北海道経済産業局と札幌市は15日、「シベリアビジネスへの挑戦」と題するロシアビジネスセミナーを経産局第1会議室で開いた。ロシアビジネスに関心のある企業や自治体の関係者ら約60人が参加。識者の講演などを通じて、進出の可能性を探った。
2019年02月16日 07時00分
【ノボシビルスクIDA】ロシアの公共施設建設分野で、行政と民間の協力による官民パートナーシップ(PPP)、正確には民間資金を活用するPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)が発展してきた。行政とは国、州(地方)、市町全てを含む。PFIはソ連時代の1980年代後半に始まり、現在は全国で約2400件のプロジェクトが稼働している。
2018年12月22日 12時00分
日本とロシアの経済的な接点が増える中、北海道経済産業局と北海道国際交流・協力総合センターがシベリア地域のビジネス環境調査を実施している。シベリアは、日本に近い極東ロシアよりも経済規模が大きい。その代表的な地域の一つ、クラスノヤルスクについて本稿で紹介したい。