2020年03月11日 12時00分
ノボシビルスク市中心部から車で約40分。シラカバの森の中に、新築建造物が続々と出現する街がある。人口は2019年1月時点で1万7400人。過去5年間の増加幅は約3000人に及ぶ。ロシア政府が支援するバイオ・生命科学の研究都市、コリツォボ市だ。
2020年03月10日 12時00分
北海道企業が、ロシア中部、シベリア地方のノボシビルスク州に注目し始めた。理数系の研究・教育機関が集積する同州は、高度人材の輩出地、新ビジネスの発信地としてロシア国内でも評価が高い。本道との間で今、何が生まれようとしているのか。筆者が1月下旬に参加した北海道経済産業局の現地調査を踏まえ、最前線をレポートする。
2020年02月06日 16時00分
地質調査や調査機器の研究開発などを手掛けるレアックス(本社・札幌、成田昌幸社長)がSDGsに取り組む背景には、会社の事業承継があった。成田社長は、創業者が引退し2代目に就任した際に社員の求心力が気掛かりだったという。今まではトップが社員を引っ張ってきたが「2代目になると経営理念や企業スタイルに共感を持ってもらわないとならない。組織に付いてくる体制をつくれないか」と考えていた。
2020年01月28日 10時00分
アウトドアや異文化などを題材とした体験型観光であるアドベンチャートラベル(AT)のワールドサミットが、2021年9月に北海道で開かれることに内定した。アジアでは初開催。60カ国から約800人の参加が見込まれ、AT好適地として本道のPRや、海外富裕層を中心とするAT旅行者の増加に期待が集まる。24日の記者会見で発表した鈴木直道知事は「北海道の魅力を発信する絶好の機会にしたい」と意気込みを語った。
2020年01月20日 11時00分
稚内市とロシア・サハリン州の距離はわずか50㌔弱。エネルギー開発の舞台となる同州は、経済力の高さでロシア国内でも上位に来る地域だ。州都ユジノサハリンスクにある稚内市サハリン事務所の三谷将所長に、四半期ごとの定期連載で現地の様子を伝えてもらう。