2020年07月07日 10時00分
地元に密着し、地域産品と国外市場を結ぶ地域商社。その先駆けとして、2015年の設立以来全国から注目されてきたのが北海道総合商事(本社・札幌)だ。3月下旬に北海道銀行から出向して社長に就いた正司毅氏(58)は、同行の瀋陽駐在員事務所を通算9年務めた中国通。ロシア貿易を強みとしてきた総合商事に、新たな広がりをもたらそうとしている。
2020年07月02日 10時00分
近年、大型開発が相次ぐ道内随一のリゾート地・ニセコ。その中心地であるひらふ地区を拠点とし、倶知安町内で投資動向に関する情報収集や観光振興活動のサポートに取り組んでいるのが北海道銀行NISEKO出張所だ。出張所の役割や新型コロナウイルス感染拡大がもたらす開発投資への影響について葛西英剛所長に聞いた。
2020年06月25日 10時00分
町おこしイベントの一つとしてアニメなどのキャラクターにふんした参加者が集って撮影などを楽しむ「コスプレ」が広まっている。新文化経済振興機構(本部・札幌)は道内でコスプレイベントを開く一般社団法人だ。コロナ禍で娯楽イベントの多くは中止や延期を余儀なくされる中、堀口哲行理事長は「新北海道スタイル」に即した新しいイベントづくりに奔走する。
2020年06月22日 10時00分
札幌は民間企業による設備投資需要が道内の3分の1を占め、生コン市場への影響が大きい。市街地再開発や北海道新幹線札幌延伸関連の工事を背景に堅調さが見込まれる。一方、新型コロナウイルスを要因とした経済停滞で、投資案件の見直しや中止が危惧される。5月の総会で札幌生コンクリート協同組合理事長に就いた成田真一氏に抱負や対応策を聞いた。
2020年06月12日 10時00分
昆布だし、ラーメンたれを中心に調味料・食品を製造販売するアイビック食品(本社・札幌)は、道内食品業界で耳目を集める成長企業だ。ここ数年で工場増設、総菜会社買収、中国拠点設立など順調に業容を広げてきた同社は、突然の新型コロナウイルスショックにどう対応しているのか。副社長から今月昇格したばかりの牧野克彦社長(42)に聞いた。