渡島・檜山管内の市町役場庁舎耐震化・建て替えの動向が本紙取材でまとまった。旧耐震基準は1市7町で未耐震は5町。うち奥尻町は移転新築に着工し、森、八雲両町は再整備に向けた計画が具体化しつつある。一方、今金と松前の2町は他の大型公共事業を抱えていることなどから動きが停滞している。
函館市は2024年度の学校施設などの改修事業費に6億3000万円を試算している。小中6校でトイレや空調の大規模改造のほか、外壁の老朽化対策を施す計画だ。
函館市は、2024年度の道路メンテナンス補助を活用する橋梁修繕に白滝橋など7橋を要望している。修繕を含めた維持管理費に事業費ベースで2億680万円を積み上げた。千歳橋は修繕設計に着手する見込みだ。