2022年05月26日 17時16分
室蘭開建は、苫小牧港東港区浜厚真地区複合一貫輸送ターミナル整備の初弾となる海上地盤改良を6月中旬にも公告する。供用中の周文ふ頭第2岸壁南側に新設する水深9mの耐震強化岸壁施工場所が対象。岸壁本体は鋼管による矢板式係船岸で延長270m。同ふ頭の第1岸壁として2026年度の暫定供用を目指す。
2022年04月12日 17時10分
室蘭市は2022年度の港湾施設整備に2億3769万1000円を投じ、老朽化が進む室蘭港祝津絵鞆地区荷さばき地改修をはじめ、築地、崎守地区の岸壁改修を継続する。工事はいずれも6月に公告する見通しだ。21年度に改定した港湾計画に基づく絵鞆臨海公園拡張の着手も予定。実施設計を7月にも指名し、23年度の着工に備える。
2022年04月03日 10時00分
室蘭港中央埠頭旅客船バースに29日、商船三井客船の「にっぽん丸」が接岸した。新型コロナウイルス感染症拡大でクルーズ船の寄港が中断されていたため、室蘭港へのクルーズ船寄港は約2年半ぶりとなる。
2022年03月12日 10時00分
ブルーカーボンによる二酸化炭素(CO₂)貯留効果を確認―。北海道開発局は、釧路港の島防波堤近くに埋設した人工の藻場が、少なくとも年間1.9t程度のCO₂を貯留していると公表した。この効果は、森林の単位面積当たりの吸収量と比べ2.4倍に上る。開発局が主導する検討会が貯留効果の定量化を実施。新たなCO₂吸収源として、ブルーカーボンのインベントリ登録(温室効果ガス排出・吸収目録)に向けた政府の動きに拍車を掛けそうだ。
2022年03月08日 17時24分
2022年度の新規事業化が認められた苫小牧港東港区浜厚真地区複合一貫輸送ターミナル整備で、苫小牧港管理組合は6、7月に調査、設計業務3本を一般競争入札する見通しだ。室蘭開建は22年度の実施設計と着工を目指す。