室蘭市は、室蘭港長期構想の最終案をまとめた。物流機能や世界最大のクルーズ船寄港、防災減災機能の向上につながる戦略的な岸壁整備のほか、洋上風力発電の部材組み立てなどの拠点としての利活用を明記。長期的な視点で国際水素エネルギー拠点の形成も盛り込むなど大水深岸壁を有する室蘭港特有の構想案となっている。
この記事は北海道建設新聞2020年10月1日付11面に掲載されました。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい。
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小樽市は、若竹地区にある防波堤の機能回復を計画している。小樽港マリーナ港口の防波堤91㍍に老朽化対策を施す事業で、2020年度は実施設計と地質調査を進める。マリーナの運営会社と協議し、新設か大規模補修かを選択するため、現時点で工法、事業費、事業期間は未定となっている。