厚岸町は、集会場と津波避難ビルの機能を併せ持つ仮称・防災交流センターの実施設計を来週にも指名し、4月中旬に入札する見通しだ。規模は当初計画の2倍となるRC造、4階、延べ約2500m²で、総事業費は28億円超を見込む。2024―25年度で施工し、早ければ25年の供用開始を目指す。
浜中町は、丸山散布地区に新設する津波避難施設の本体を5月の連休前後にも指名通知する。5月に入札して仮契約を結び、6月定例町議会で承認され次第、着工する見通し。2024年10月下旬の完成を目指す。公住散布団地H10の裏手にある敷地で盛り土1万3000m³を施工する計画。23、24年度の事業費は4億3324万7000円を見込む。
札幌市は2024年度までの開始に向けて改定作業中の強靱化計画に感染症への対応や大雪対策などの観点を盛り込むことを検討している。21年度末での現計画進捗状況は、主要79項目のうち18項目で達成。一方、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、児童会館等再整備など13事業が達成困難や困難見込みとなっている。
厚真町は2023年度、防災備蓄倉庫新築の実施設計を発注する。予算案に事業費1900万円を計上。新年度の早い段階で事業者選定の指名競争入札を予定する。24年度に施工する。