上士幌町は11日、山村開発センターで物流ドローンの社会実装に向けた包括連携協定を締結した。全国初となるドローン配送と陸上輸送を融合したスマート物流を導入し、町内の利便性向上を狙う。10月上旬から実証実験に乗り出し、最終的に通年での物流ドローンを用いた個宅への配送を目指す。
名寄市は6日、市役所で定例記者会見を開いた。ことし12月末で閉鎖する王子マテリア名寄工場跡地の活用について加藤剛士市長は、引き続き物流拠点や再生エネルギー生産基地などの誘致を含めて王子マテリアと協議していく考えを示した。
国土交通省の2021年度新規事業として採択された石狩湾新港東地区国際物流ターミナル整備の概要が明らかになった。事業期間は21―26年度の6年間。総事業費は92億円で、小樽開建がマイナス12m岸壁240mなど、石狩湾新港管理組合が埠頭用地9・9haをそれぞれ整備する計画。21年度は東岸壁と埠頭用地の調査などを進める。
札幌市中央卸売市場は、2021―30年度の10年間を期間とする第2次中央卸売市場経営活性化プロジェクトの素案をまとめた。計画期間中の主要施設更新といった建設改良費には水産棟受変電設備改修など95億7000万円を試算。12月下旬から実施するパブリックコメントを経て、年度内の策定を目指す。