道総合政策部は、本道物流の将来の方向性を示すため「持続的物流体制構築調査・検討事業委託業務」を公募型プロポーザルで公告した。物流の効率化や最適化の観点から、各輸送モードが連携した輸送方法などについて検討する内容。25日午後3時まで参加表明書を受け付ける。
エアウォーター(大阪市中央区南船場2丁目12の8、白井清司社長)は、道内での物流・食品事業強化を進めるため旭川市に大型冷凍倉庫、札幌市白石区に低温物流センターをそれぞれ新設する計画だ。どちらも規模は未定だが年内の着工、2020年8月までの完成を予定している。
イオン北海道とマックスバリュ北海道は、食品製造センターと低温物流センターを併設した大型物流施設を札幌圏に新設する。両社が合併する2020年3月以降の稼働を予定。これまで店舗数に対して物流機能に余裕がなく、新規出店の妨げになっていた。大型物流施設の開設で出店を加速する考えだ。
全日本トラック協会と国土交通省は、女性や高齢のドライバーが運転しやすいトラックの在り方をまとめた。女性をはじめとする多様な人材の確保と、ドライバーが高齢化しても働きやすい環境を整備するのが目的。メーター類を大型化したり、死角になりやすい後部下方をカバーする2面鏡式ミラーの採用などを提案している。