北留萌消防組合は、移転改築する古丹別支署の規模をRC造、2階、延べ1267m²とする方針を決めた。総工費に10億円程度を試算している。発注方法は決めていないが11月までには入札したい考えだ。
遠別町は、旧町国民健康保険病院の解体を4月の第3週にも指名通知する考えだ。5月の大型連休明けの入札を予定し、工期は7カ月を見込む。2024年度予算の工事請負費に2億5100万円を計上した。
留萌開建は、天塩町で事業展開している国営総合農地防災産士地区について、2024年度以降の残事業費として25億円程度を見積もっている。暗渠と付帯明許が主な整備内容。25年度の事業完了を計画していたが、飼育牛に与える輸入飼料が高騰していることから、牧草地の一部に放牧できるよう、受益者と協議し26年度に延長した。
留萌開建は、国営かん排羽幌用水地区(羽幌町)の着工に向けて、2024年度は土地改良事業地区調査に取り掛かる考えだ。事業手法や総事業費といった事業計画を立てるもので、一般的には3カ年ほどかけて進める。同地区ではダムや頭首工の経年劣化が目立つことから、地区の安定的な営農形態を維持する方法を詰める。
北海道建設新聞2024年3月14日付1面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。