2020年06月25日 15時00分

環境に配慮した循環型農業を先導―。上士幌町農業協同組合(上士幌町上士幌東2線238、小椋茂敏組合長)は、家畜ふん尿を活用したバイオガス発電を推進する中、発電後に生成される消化液を肥料として有効活用するため、2020年度から2カ年でサテライト貯留槽の新設に取り組んでいる。半径5㌔の範囲に分散したバイオガスプラントの消化液を集約することで効率的に畑地へ運搬し、クリーンな農業を後押しする。
2020年05月15日 15時00分

近代日本経済の父といわれる渋沢栄一らが清水町熊牛地区などの開墾を目的に設立した十勝開墾合資会社が、1919(大正8)年に建てた厩舎(きゅうしゃ)が現役の牛舎として活躍している。同氏の功績を後世に伝える町の文化史跡で、当時の建築を知る上でも貴重だ。町は2020年度に文化史跡の看板を更新する計画で、建物に関しても「保存に向けた対策が必要」としている。
2020年04月06日 15時00分

厚真町は1日、肉製品の製造や加工、小売、卸売、輸出入などを手がける畜産業のGOODGOOD合同会社(本社・大阪)と、和牛メゾン事業開始に向けた大規模開発跡地の賃貸契約を締結した。町総合福祉センターで開いた調印式で、宮坂尚市朗町長と同社の野々宮秀樹代表社員が協定書に署名した。今後、土地を活用して和牛の繁殖、肥育事業などを展開する計画だ。