2021年03月05日 10時00分
北海道エアポート(本社・千歳)は3日、2021年度事業計画を発表した。投資額は58億2000万円。新千歳空港に最も多い44億9000万円を配分した。21年度は、新千歳空港の国際線駐機場で給油用地下配管の新設やC駐車場拡張に着工するとともに、釧路空港と帯広空港でも駐車場拡張に取り掛かる。乗客らの利便性向上に向けた設計や計画策定が多く、22年度以降の工事に備える考えだ。
2021年02月20日 10時00分

札幌市の秋元克広市長は18日に開いた定例記者会見で、2020年度末に取りまとめる予定だった丘珠空港の利活用方針を示す将来像について、アフターコロナの航空需要などを見極めるため、「少し先延ばして議論する必要がある」との考えを示した。
2021年02月09日 10時00分

札幌開建は、新千歳空港誘導路複線化で進めている末端取り付け誘導路複線化について、2022年度にも南側の工事を本格化させる見通しだ。同誘導路は南北に設置を計画しており、現在は北側部分を優先的に施工。北側部分は20年度に着工し、21年度は新千歳空港北側末端取り付け誘導路新設ほか、新千歳空港誘導路新設ほかの工事2件を進める予定となっている。
2021年02月01日 15時00分

帯広市は2021年度から3カ年で、帯広空港の誘導路を改良する計画だ。約24億円を投じ、延長2940㍍の切削オーバーレイを施す。20年度までに実施した滑走路改良と同様に舗装と電気に分割。国の補助採択の時期によっては、初弾工を3月にも一般競争公告・入札する見通しだ。誘導路改良の完了後、24年度には滑走路端安全区域(RESA)の新設を計画している。
2020年12月28日 10時00分

大勢の人を乗せた飛行機が旅立ち、中では多くの人がお土産とキャリーケースを持って出歩く-。新千歳空港で当たり前だった景色が一変した。新型コロナウイルス感染症の影響だ。変化したのはもう一つ。北海道エアポート(HAP)が新千歳を含めた7空港の運営を開始したこと。感染症で落ち込んだ観光需要の回復に向けて空港の所在自治体や関係機関と奔走した。