23年ぶりの人口増加に期待―。南幌町の人口が1日現在で7413人になり、1999年3月末以来、増加に転じた。札幌近郊の宅地価格が高騰する中、町の子育て世代住宅建築費助成や北海道住宅供給公社とのタイアップキャンペーンを展開。隣接する北広島市でのボールパーク建設や石狩湾新港と新千歳空港をつなぐ道央圏連絡道路の整備などの効果をはじめ、町がこれまで取り組んできた医療費無料化などの子育て支援策が結び付いた。
空知総合局産業振興部は、2023年度に中山間地域型毛陽滝の上地区(岩見沢市)の初弾工を発注する方針だ。用水路整備や区画整理に取り組むもので、総事業費は17億円。30年度の事業完了を見込む。
岩見沢プレミアム建設券事業実行委員会が申し込みを受け付けていた2022年度の建設券は、計3回の募集の結果、1万5000口に対し、約1・9倍に上る延べ2万8629口の応募があった。抽選で購入者を決めたが、大雪による修繕や資材高騰などを受け、申し込みが殺到した。
空知総合局産業振興部は、2021年度に初弾工を発注した経営体中部西地区(沼田町)で23年度から農業用用排水路や区画整理を本格的に進める。23年度以降の残事業費には16億500万円を見込む。残事業量は農業用用水路7970m、農業用排水路4584m、区画整理77haとなっている。