2019年09月06日 07時00分
北海道胆振東部地震の発生から、きょう6日で1年が経過した。最大震度7の揺れと、国内初の大規模停電(ブラックアウト)をもたらした震災。日常を取り戻した地域も多いが、大きな被害が出た胆振東部3町や札幌市内の里塚地区では、いまも震災の爪痕が残り、完全な復興にはまだ時間を要する。各地での復旧状況の様子をまとめた。
2019年09月05日 18時00分
胆振総合局は4日、報道機関を対象に北海道胆振東部地震で被災した厚真町内の復旧現場を公開した。同局や町の担当者が、地滑りにより土砂ダムが発生した日高幌内川など4現場を案内。むき出しの斜面は被害の大きさを物語るものの、震災から1年経過して、復旧が順調な印象をうかがわせる。
2019年09月05日 12時00分
白老ロータリークラブ(山本浩平会長)は3日、しらおい経済センターで公開例会を開いた。宮坂尚市朗厚真町長が「北海道胆振東部地震からの教訓」と題し、会員や町民、町職員らを前に生々しい発災時の様子や今後の課題などについて講演。町民と復旧復興の最前線に立つ町職員を守るために必要な対策などを語った。
2019年08月30日 18時00分
札幌市は北海道胆振東部地震の影響で地滑り被害があった清田区の里塚霊園で、対策工事の着工を2020年度に先送りする方針だ。28日に開いた地元説明会で主な要因である地滑りの対策として押さえ盛り土を提案したものの、液状化を不安視する住民の理解が得られなかった。年内に再度説明会を開き、同意が得られれば、20年5月ごろの着工となる見通し。
2019年08月21日 18時00分
札幌市は、北海道胆振東部地震の影響で地滑りが発生した清田区の里塚霊園で、地盤の安定化に向けた対策に乗り出す方針だ。隣接する住宅地では建物が傾くなどの被害が発生しているため、住宅地と接する緑地帯に押さえ盛り土を施すことを検討している。地域住民の同意を得て、年内の着工を目指す。