厚真町は、今秋をめどに「厚真町復旧・復興計画」の第1期計画を策定する。北海道胆振東部地震で甚大な被害を受けた生活基盤の早期復旧に向け、ビジョンや事業計画、行程などを取りまとめる。
道と北海道開発局、厚真町は7日、北海道胆振東部地震により発生した倒木等の有効利用に関する協定を、協力業者を代表する3社と締結した。発注者と受注者が連携することで、倒木の有効活用を図り、早期復旧と廃棄物処理量の軽減を目指す。農地や住宅地などの倒木撤去は雪解け後にも開始される。
北広島市は1日、2018年度一般会計に4億9410万円を増額する補正予算案を第1回定例会に追加提案した。全額、昨年9月に発生した北海道胆振東部地震で被災した大曲並木地区の復旧費に充てる。
国土地理院は、2018年9月に北海道胆振東部地震で被災した120カ所の水準点、6カ所の電子基準点の標高を改定した。厚真町で最大124㍉の沈降、平取町で最大67㍉の隆起を確認。被災地の災害復旧に必要なデータとして、同院のホームページで改定箇所を公表している。