砂防学会は11日、3日目の研究発表会北海道大会で、火山砂防セッションをした。火山防災の研究を進める技術者3人が胆振管内にある活火山・有珠山を題材に取り上げた。2000年噴火から20年が経過し、次の噴火がいつ起きても不思議ではない有珠山。甚大な被害を未然に防ぐため、噴火の兆候を見極め、噴火の際の被害が想定できる最先端の調査機器や技術を紹介した。過去の噴火から既存砂防施設の効果を高めるハード対策の検討結果なども報告された。
安平町は、遠浅酪農2号線改良舗装の2025年度着工を計画している。複数年かけて延長3620mを整備する予定。23年度は実施設計と用地確定測量をする方針で、発注方式や時期を検討中だ。
この記事は北海道建設新聞2023年4月28日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。