苫小牧港管理組合は、室蘭開建による東港区周文ふ頭1号岸壁の整備に合わせ、2022―27年度で周辺整備を計画している。荷さばき地やシャーシヤードのアスファルト・コンクリート舗装、新岸壁まで続く道路約700mの延伸などを想定。総事業費に19億5000万円を見込んでいる。
苫小牧市は、検討委員会で策定作業を進めている苫小牧駅周辺ビジョンのエリアコンセプト案として2案をまとめた。いずれも駅前をシンボルゾーンとし、シンボルビルを建てるほか、南北通路や交通広場などを設ける。また、旭町にある科学センターを駅前に移転する方向性を打ち出している。
むかわ町は穂別博物館の建て替えを含む穂別地区の復興拠点施設等整備について、基本設計を来週にも公募型プロポーザル公告する。博物館周辺エリア再整備基本計画をベースに、博物館だけでなく穂別地区全体の再生を図る事業。中核となる博物館を含む復興拠点施設は2023年度に着工し、25年度の完成を目指す。復興拠点施設をはじめ全体総事業費に約15億円をみている。