北海道建設新聞の2023年11月8日付1面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。
胆振・日高管内土木3官庁の2023年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期より14者少ない157者が3.3%減の397億4174万円を獲得。北紘建設が9件、17億8121万円を確保し、第1四半期(4―6月)からの首位を堅持した。
胆振・日高管内の建設現場で、ICT施工の新たな技術の導入が相次いでいる。人材確保の先行き不透明感が増す中、生産性の向上につながる最新機器の採用がバックホーなどで広がりを見せる。一方、クレーン車はより繊細な操作が必要で自動化が難しいとの指摘もあり、重機の種類によってハードルの高さは大きく異なる。
新ひだか町は町立三石国民健康保険病院の移転新築を計画している。老朽化や医療従事者不足のため、施設規模を縮小した上で診療所化する構想。2024年4月にも実施設計に着手し、25年度から2カ年で施工する見込みだ。