道経済部は、2019年度第1四半期(4―6月)の道内観光入り込み客数(実数)をまとめた。道内を訪れた観光客は1580万人と前年度同期を1.9%上回った。このうち、外国人観光客は4.4%増の64万8100人を占め、伸び率は鈍化したものの、第1四半期としては過去最高を記録した。
倶知安町は27日に開いた観光振興計画・観光地マスタープラン策定検討会で、リゾート開発が進むひらふエリアについて、エリア全体のベッド数に上限を設け、規制・調整する考えを示した。
小樽港長期構想検討委員会が25日から、2016年8月以来、約3年ぶりに再開した。今回の港湾計画改定は、物流・観光・安全の強化が目的だが、観光面に目を向けると、世界的なクルーズ船観光の需要の高まりを受け、国内外の主要港で誘致合戦が活発化。小樽港でも大型クルーズ船が停泊する岸壁の整備が進むが、改定作業中断で旅客が使うふ頭用地の整備が思うように進まない状況が続いていた。今後の誘致合戦を有利に進めるためにも、これまでの遅れを取り戻せるような、充実した議論が求められている。