小樽港長期構想検討委員会が25日から、2016年8月以来、約3年ぶりに再開した。今回の港湾計画改定は、物流・観光・安全の強化が目的だが、観光面に目を向けると、世界的なクルーズ船観光の需要の高まりを受け、国内外の主要港で誘致合戦が活発化。小樽港でも大型クルーズ船が停泊する岸壁の整備が進むが、改定作業中断で旅客が使うふ頭用地の整備が思うように進まない状況が続いていた。今後の誘致合戦を有利に進めるためにも、これまでの遅れを取り戻せるような、充実した議論が求められている。
マレーシアに本部を置くYTLホテルズの子会社ニセコビレッジ(ニセコ町東山1、ヨー・シオック・カー社長)は、仮称モクシー・ニセコビレッジ新築の設計施工を阿部建設に依頼した。2020年4月の着工、21年12月末の完成を予定している。
清里町は2020年度、景勝地である神の子池に駐車場とトイレを新設する考えだ。観光客らに、より長い時間自然景観を楽しんでもらうのが狙い。19年度は実施設計を進めており、20年度単年度で施工する見込みとなっている。