函館港若松地区のクルーズ船岸壁が10月から暫定供用されることを受け、工藤寿樹市長は24日の定例記者会見で「将来的には後背地やターミナルの整備が必要になる。客船専用ふ頭にふさわしい整備を進め、受け入れ体制を整える」と述べた。港町ふ頭では17万㌧級が接岸できるよう年度内に係留設備を増強する方針を伝えた。
リクルート北海道じゃらん(本社・札幌)は22日、2017年度の北海道版旅行者動向調査結果を発表した。道内在住者の宿泊を伴う道内旅行の回数は2・52回で16年度よりも微増。宿泊旅行先は前年度と同様、札幌が1位だったほか、満足度やリピート意向では余市・仁木・キロロ、石狩・当別・新篠津が大幅に順位を上げている。
函館市は、西部地区再整備事業の基本方針作成に向けて、9月に検討会議を開き、コンセプトや取り組み方法を検討する。地区住民や市民活動団体、事業者などで仮称・西部地区リデザイン・サロンも実施し、段階を踏んで年度末までに方針案をまとめる。