2021年06月18日 15時00分

日建片桐リース(本社・札幌)は、札幌市厚別区の下野幌テクノパークに全天候型の仮設資材展示場を開設した。次世代足場と先行床施工式フロア型システム吊り足場をメインに、最新の仮設資材に触れることができ、入職間もない鳶工のトレーニングセンターとしても開放する。片桐グループテクノエンジニアリングセンターに隣接するため、ゼネコンや発注者向けに座学もでき、新入社員研修・安全衛生活動の一環で活用してもらう考えだ。
2021年06月14日 12時00分

新型コロナウイルスの感染拡大で発生したウッドショックは、道産材普及拡大のきっかけになり得るか。自然資源経営を研究し、道内林業に詳しい東京農大の黒滝秀久教授に現状と対策を聞いた。
2021年06月11日 10時00分

RC造建設に不可欠な型枠材料が不足している。新型コロナウイルスの影響で型枠用合板の輸出国となるインドネシアやマレーシアの生産力が落ちているためだ。住宅市場のウッドショックと同様、コンテナ不足も影響。補強で型枠の周囲や中間に使う桟木(さんぎ)も、住宅分野の製材需要に引っ張られる形で供給不足に陥っている。取引価格も上昇傾向にあり、道内の型枠工事会社の多くが先行きに不安を抱えている。
2021年04月15日 15時00分

道内の生コンクリート業界で工場の集約化を中心とした構造改善が進む。4月は道南と道央で、企業の枠を超えた共同操業の動きがあった。人口減少や少子高齢化を背景に生コンの需要は年々縮小。業界は自助努力として集約化を模索する。だが、生コンは工場での練り混ぜ開始から現場の荷卸しまで90分以内に済ませなければならず、広大な北海道は安定供給の側面から構造改善をやみくもに進められない。事業者の苦悩は続く。
2021年03月30日 10時00分

大成建設と会沢高圧コンクリート(本社・苫小牧)札幌白石工場は、設計基準強度100N(ニュートン、1平方㍉当たり)の高強度コンクリートで国土交通大臣認定を共同取得した。北8西1地区第1種市街地再開発事業の複合ビルで使われ、22日に最初の打設を終えた。道内で100Nのコンクリートが打設される現場は初めて。建物の超高層化や大スパン化が進む中、今後の採用拡大が注目される。