2020年09月03日 10時00分
建設資材対策北海道地方連絡会がまとめた2020年度の主要資材の需要見通しによると、アスファルト合材や生コンクリートの需要は9月から10月にかけてピークに達する。前年度の需給見込みに比べるとアスファルト合材が47.5%増の118万8641㌧、生コンクリートが117万6030m³など全体的に需要が増加。背景には防災・減災対策で増加した公共予算や、北海道新幹線札幌延伸工事の本格化などがあるもようだ。
2020年08月26日 10時00分
北海道開発局は、安定した広域輸送が可能なアスファルト舗装技術の導入に向けた検討に着手した。プラントの減少など地元での調達が困難、災害で出荷できない場合などに備えて1時間半以上の輸送でも品質の落ちないアスファルト混合物の開発を目指す。開発局の中温化アスファルト技術や全国の技術も踏まえつつ2020年度内に検討内容を取りまとめる。
2020年07月08日 10時00分
建設資材の価格改定が目立つ。LIXILは9月から複層ガラスやシャッターなど住宅用建材の価格を最大で30%ほど値上げする。2020年上期はコンベヤーベルトやポリエチレン製品が相次ぎ値上がり。給水給湯用の管や継ぎ手も上昇傾向にある。今後は生コン最大市場の札幌でも価格改定の議論が始まる見通しで、公共・民間問わず今後の積算価格に影響が及びそうだ。
2020年06月29日 15時00分
東日本高速道路道支社は24日、道内の高速道路で初導入する超緻密高強度繊維補強コンクリート「J―ティフコム」の試験施工現場を報道関係者に公開した。床版の断面補修材・接着材・防水材の各工程をJ―ティフコムに置き換えることで、工期短縮と耐久性向上につながるのが特長。床版補強や補修への採用を見込んでいる。
2020年06月23日 10時00分
空知単板工業(本社・赤平)は、ささくれの発生を抑えた木製床「ササクレス」を提案している。凹凸加工したフローリング材の凸部分である雄実(おざね)の上部分に特殊樹脂を塗り、木の膨張・収縮時に発生しやすいささくれを防ぐ。一般的な屋体用の床材と同様に施工したり、維持管理できるため道内外の運動施設で広く採用されている。