留萌振興局農村振興課は、増毛町で事業展開している経営体朱文別地区について、2023年度以降の残事業費に6億3462万円を試算している。区画整理で農地の大区画化を図るとともに用排水路の整備なども進めて生産性向上につなげる。
根室振興局農村は2023年度、道営草地整備知床標津第2地区に着工する。粗飼料の生産性と営農作業効率化を図るため、草地整備などを実施する。初弾は起伏修正250haなどとなる見通しだ。
上川総合局が士別市で進める経営体中士別第2地区について、2023年度は区画整理のうち整地32ha、暗渠35haなどを要望している。23年度以降の残事業費は30億8270万円となる。
旭川開建は、国営かんがい排水共栄近文二期地区の2023年度概算要望で9億円を要求している。旭川市と鷹栖町にまたがる地区で、頭首工1基の耐震補強と用水路の新設、改修を計画する。23年度は用水路の改修などに取り組む。
十勝総合局産業振興部は、2023年度の着工を目指す畑地帯総合整備型西中音更地区について、初弾となる区画整理を23年5月か6月に一般競争入札する見通しだ。23年度以降の残事業費は20億4800万円を試算し、29年度の完了を目指している。