オホーツク総合局産業振興部は、水利施設等保全高度化・畑地帯総合整備型網走中部北第2地区の2025年度新規採択を目指している。区画整理252haを計画し、総事業費に11億円を試算。32年度の完了を目指している。
八雲町は、入沢頭首工と下流側の用水路460mの老朽化対策を検討する。10月にも機能診断に着手。2024年1月まで健全度を調査した上で、対策の要否を含め方向性を固める考えだ。
根室振興局農村は、別海町内2地区で道営草地整備の2024年度採択を目指す。別海町別海や別海市街、奥行、本別海などの800haが対象で、総事業費に計8億6000万円を試算。23年度は計画策定作業に取り組んでいる。
帯広開建は、国営かん排札内川流域で用水路32条の新設・改修を構想している。2023年度から3カ年で調査計画を進める。札内川頭首工の改修と合わせ、水需要の変化した地域の用水を再編し、既存用水路の老朽化に対応する。事業費や実施期間は精査中だ。
帯広開建は2024年度、国営かん排清川二期地区の事業着手を目指している。排水路5条22.1kmの改修に取り組み、湛水被害の解消や生産性の向上につなげる。総事業費は190億円を試算。24年度に調査設計し、完了は35年度を予定している。