旭川市は、新庁舎建設の基本設計案を来年早々に取りまとめる考えだ。当初は6月中の成案を目指していたが、パブリックコメントで配置に関する反対意見が挙がったことなどにより、見直しが必要と判断。現在は3つの見直し案からの絞り込みを進めている段階で、来月3日に開かれる市議会総務常任委員会に選択した案を提示する見通しだ。
稚内、浜頓別、幌延の3市町が、2018年度のバイオマス産業都市として農林水産省から選定された。宗谷管内では初めての認定となる。各自治体では家畜ふん尿などを活用したバイオガスプラント建設を構想しており、今後計画実現に向けた協議などを本格化させ、地域経済活性化や雇用創出につなげる考えだ。3市町の経済波及効果は合計で約18億円を見込んでいる。
上川管内の2018年度上半期(4―9月)建築物着工床面積は、前年度同期比16.1%減の24万2054m²に上っている。23市町村のうち、士別や名寄、美瑛など9市町で前年度同期を上回った。構造別では木造が9.5%増の15万8441m²と全体の約65%を占め、S造が53.1%減の5万6351m²、RC造が16.8%減の1万9357m²と続いている。