ニセコ町は、2019年度から「NISEKO生活・モデル地区構築事業」に着手する。18年度に国からSDGs未来都市に選定されたことを受けて取り組む。市街地に近い同町富士見の農地を活用して、環境配慮型住宅による新たな生活空間形成を目指す。19年度は整備構想策定に取り組み、20年度に計画策定し、21年度に宅地造成する考えだ。
美唄市は、事業費や施設規模に対して市民から懸念の声が挙がり、ことし3月から事業を一時中断していた市立美唄病院と保健福祉総合施設について、規模などを変更せず、これまでに進めてきた基本設計の内容をベースに事業を再開することを決めた。事業スケジュールは、当初計画より約1年ずれ込む見通しで、病院の実施設計は来年1月に指名競争で入札する予定だ。
岩見沢市は、来年4月の施行を目指す不良空き家除却補助制度案をまとめた。補助対象は、不良空き家と判定された市内に所在する専用住宅、共同住宅、兼用住宅で所有権以外の権利が設定されていないという条件を満たすものとし、空き家や付属する門塀などの工作物を除却し更地とする工事などに対して補助金を交付することを検討している。所有者などの自発的な除却を促す制度を創設することで、管理不全空き家の除却を推進する。